お口が乾燥する原因は、口呼吸や唾液循環不良などによる場合もありますが、歯列不正による場合もあります。
前歯が唇から出てしまいがちな悪い歯並びは口腔乾燥症を引き起こしやすく、歯科の二大疾患（虫歯・歯周病）や口臭のリスクを高めます。
上の前歯が出ている（上顎前突症）、下の前歯が出ている（下顎前突症）、上下の前歯が出ている（上下顎前突症）などの歯列不正を歯科検診などで指摘されたことがあれば、注意が必要です。
歯並びとかみ合わせは、やはり矯正歯科治療によってきちんと改善しておく方が良い場合が多いです。
歯の前突症は、咬合力の分散ができず歯を悪くしてしまうこと、虫歯や歯周病になりやすいこと、そして見た目から心理面の影響を及ぼすことなどがございます。
しょっちゅう虫歯の治療を受けていると思い当たる人は、歯並びやかみ合わせが影響しているかもしれません。
矯正治療が疾患予防につながり、成人からの矯正治療も健康に大きく寄与する場合がありますので、まずは矯正専門医にご相談ください。