歯並びが悪い原因には、遺伝的要因と、癖（：くせ）などの環境的要因があるといわれています。
乳歯の歯並びから歯の生えかわり後の歯並びが「おそらくこうなりそうです」と予想できても、歯の生えかわる過程にもそれらの要因に左右されるため、断言はできません。

ただ、歯並びに影響する癖（口を開けていることが多い・鼻が詰まりやすい・歯ぎしりをする・うつ伏せ寝をする・頰杖をつく・舌を出す・唇/舌/布/爪/鉛筆などを噛む・指しゃぶりをする）は、その癖をしなくすることで、歯並びが悪くなることを予防することにつながります。
また、これらの癖はしていないと保護者様が思っていらしていても、癖が影響している可能性がある悪い歯並び、は診てすぐにわかることもあります。

私たち矯正歯科医は、歯並びを診ながらも、このような歯並びの向こう側も考えながらカウンセリングしております。
何百回、何千回と患者様と矯正相談を重ねてきたからこそ、誤解のないように自分を戒めつつも、患者様と対話する治療の大切さを感じております。

当院の矯正治療相談は無料です。
歯並びについてのご相談・治療は、是非当院をご利用ください。

写真：早期に矯正治療すべき顎偏位を伴う鋏状咬合（原因は不明）