歯科麻酔専門医の大野です。
静脈内鎮静法の手順と安全性についてご説明したいと思います。
静脈内鎮静法の手順としては、まず、お体に生体モニターという機械を付けていきます。血圧計であったり、お体の中の酸素濃度を測るモニターをお体に付けていきます。その次に、点滴のお注射をさせていただいて、そこから眠くなるお薬を入れていくようになります。眠くなるお薬を入れると、だんだんだんだん眠くなっていきます。ゆっくりゆっくり眠くなっていきますので、その眠くなる度合いを見ながら、お薬の量を調整していくようになります。
もちろん治療中は、お薬を足していくことによって、眠っているような感覚をずっと続けていくことができますので、治療中に、例えば突然起きてしまったとか、そういったことはありません。お薬の量を、先ほど申しました生体モニターを確認しながら入れていきますので、楽に治療を受けることができると思います。
治療が終わりましたら、お体にまず目を覚ますお薬を入れて、きちんと目を覚ましてご帰宅できるような状態になってから、点滴の針を抜いてお帰りいただくというような流れになります。
静脈内鎮静法の安全性ですが、静脈内鎮静法は40年以上日本において歴史のある、確立された治療法です。安全のために、先ほど申しました生体モニターをお体に付けて、常に歯科麻酔専門医が監視しながら治療を受けていただきますので、皆さんのお体にご負担が掛かったりだとか、何か副作用が起こったりだとか、そういったことを防いでいくような治療法になっていますので、安全性は確立されていると思います。
もちろん私が所属している日本歯科麻酔学会の、静脈内鎮静法ガイドラインに則って治療を行っていきますので、安心して治療を受けていただけるようになっておりますので、ぜひそういったことにご興味がありましたら、ご相談いただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
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