フランス・パリ研修記(2025年10月15日~)第2章 合流 パリの夜での学びと気づき
こんにちは。
埼玉県三郷市あべひろ総合歯科 萩原です。

翌日、パリ市内で院長と東松戸のスタッフと合流。
一人での緊張感がふっと和らぎ、仲間と顔を合わせた瞬間、どこか安心感に包まれました。
異国の地で再会できるというのは、それだけで心強かったのです。

夜は、かねてから楽しみにしていたムーラン・ルージュへ。
煌びやかな照明、完璧に計算された音楽、そして何よりステージに立つ人々の表情──。
その一瞬一瞬が、まるで命を燃やすように観客を惹きつけていました。
「人を魅せるとは、こういうことか」
歯科医療の現場でも、私たちは“見せる・伝える”という行為を日々行っています。
治療の説明、笑顔のコミュニケーション、そして患者さんの心を動かす瞬間。
ムーラン・ルージュで感じた“表現力”は、医療の世界にも通じる深い学びでした。
単に技術を提供するだけではなく、相手の心を動かすプレゼンテーションこそが、
信頼を生むのだと気づかされました。
そのあと、シャンゼリゼ通りをゆっくりと歩きました。

凱旋門が夜空に浮かび上がり、遠くにはライトアップされたエッフェル塔が優雅に輝いていた。
街は夜遅くまで活気に満ち、人々の笑い声が通りを包む。
歩きながらふと、日々の診療で忙しさに追われ、
見失いがちな「人と人との温かいつながり」を思い出していました。
この街のエネルギーが、心の奥で静かに火を灯してくれるようでした。
「もっと伝えたい」「もっと喜んでもらいたい」
そんな純粋な想いを胸に、パリの夜はゆっくりと更けていきました。
続く…。

あべひろ総合歯科は、地域貢献のため、新患さん・急患さんを随時、受け付けております。
地域の支援と患者さん一人ひとりをしっかり診ていく、という診療方針を掲げ、近隣の流山市や草加市、都内などからも来院頂ける歯科医院に成長してきました。
基本を忘れず、すべての患者さんに対して、そして自分自身に対して正直でありたいと考えております。お口のことなら何でもお気軽にご相談ください。