あべひろ総合歯科、歯科衛生士の速水美希です。

今回は、歯ブラシを選ぶ5つの条件についてお話しをさせていただきます。

まず一つめは毛の硬さです。硬いもの、普通のもの、柔らかいものがあります。硬いものだと、強く当たってしまうので歯茎が傷ついてしまう可能性があります。また、柔らかいものだと、うまく汚れを落とせず、磨き残しが多くなってしまう場合があります。なので、毛の硬さは普通のものを選びましょう。

二つめは材質です。動物の毛のものもあるのですが、一番汚れを落としやすいのはナイロンになりますので、ナイロンのものを選ぶようにしましょう。

三つめは歯ブラシの毛の形になります。ギザギザした形のものもありますが、歯にしっかりフィットしてこないので、平らで真っすぐなものを選ぶとよいでしょう。

四つめは毛先の毛の部分の大きさになります。あまり毛の部分が大きいと、奥まで歯ブラシが届かずに、奥歯が磨き残しになってしまうので、毛の大きさは小さいものを選ぶようにしましょう。

最後の五つめは、持ち手の形になります。デザインがかわいいものもたくさんあるのですが、握りにくいと歯ブラシがうまく動かせないので、真っすぐでシンプルなものを選ぶとよいでしょう。また、お子様の歯ブラシは対象年齢が書かれているものが多いので、お子様の年齢に合わせたものを選ぶとよいです。